野球競技者登録システム「野球ねっと」運用開始のお知らせ

お知らせ

全日本軟式野球連盟からのお知らせ(学童チームへの保護者参加について考え方)

1. それぞれの家庭には、子供のスポーツ活動への関わり方にその家庭ごとの考えがある事をよく理解し、チームの運営方法を決める時によく話し合う事が大切です。
◆ 人が何人か集まれば必ず温度差はあるものです。「子供たち、お世話になる指導者のサポートを積極的にやりたい、野球に係る期間は常に一緒に喜んだり泣いたりしたい、それが喜びだ」という人もいれば、「子供には極力自立して欲しいし、保護者がそんなに関わるべきではない、指導者への過剰なサービスは疑問」と考える人もいます。どちらも間違い では無く、正解はありません。
◆ 家庭の環境、状況も違い、その家の子供さんの数によっても一人の子供にかけられる時間も家庭ごとに変わって来るでしょう。

2. 自分達の今までの「当たり前」を見直す事も大切です。
◆ 物事を強制すると、その中に入って来ない人や意見が違う人と対立したり、同調圧力によって、本当はおかしいと思っている事を無理にやる事になり、どちらの意見の人もモヤモヤを感じて 楽しく出来ない、ストレスを抱えるという事になります。
◆ 人の意見に耳を傾け、皆が納得する方向を協力して見出せば、子供のスポーツ活動を皆で楽しく見守る事が出来ると思います。

3. 役を担わないと、子供が使ってもらえないなどの誤解を生まない事は大切です。
◆ 自分の子供を試合などで使ってもらう為に一生懸命世話役を務める、といった空気がチーム内にあるとしたら大変誤った考えです。
◆ でも実際は・・などと思われる事が無いとも限りません。選手の選出について明確に説明できるよう、代表者や指導者はチームとしての基準を構築し、日頃から透明にしておく事が大切です。

4. 伝統的な決まり事(保護者の役割、分担など)があっても、時代の変化や新しい意見を取り入れて見直していく必要があります。
◆ 伝統のあるチームであっても、「ずっとこうやっている」「うちのチームはこうなんだ」と決めつけないで柔軟に考えてみて下さい 。
◆ それでも、何か絶対的な決まりが有るのであれば、入団の前の体験会などに於いてしっかりその事の必要性やどの程度の負担があるのか等の詳細を説明しておく必要があります。

以上

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